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1年

おばあちゃんが亡くなったのが去年の今日。そう、今日で一周忌。

思えば、今朝目覚めた時間はちょうどおばあちゃんが亡くなった時間だった。

『おばあちゃんの様子が・・・』という一報を聞き、急いで実家に向かったけど
おばあちゃんの最期には間に合わなかった。
高速の途中での、『病院じゃなくて実家に来てくれ』という父の一言が全てを
物語っていた。

いや、実は両親が、おばあちゃんの様子がおかしいと気付いた時は既に心臓も
呼吸も止まっていて、病院で診てもらった時点で死亡確認という状況だった。
明け方に静かにひっそりと、誰にも迷惑かける事なく逝ったのは、さすが
おばあちゃんらしい最期だったと今でも思う。

痛い思いもせず辛い最期でなかったのは、おばあちゃんの人徳だね、と
おばあちゃんを知る人は誰もがそう言っている。
挨拶に来てくれた人達が皆『いい顔をされている』と言っていて、何だか私は
誇らしく嬉しく感じたっけ。

悲しくないかというとそれは嘘になるし、あれからの半年は正直1人の時間は
辛かった。
今思えば、自治会の仕事や家族の受験で予定が詰まっていたのは幸いだった。
何せ、1人で家にいる時間が辛かったから。

息子達がいたのも幸いだった。
息子達の前では泣かずにいられたし、いつものように元気にしていようという
気持ちの張りがあったから。
もし息子達がいなかったら、きっと自分の生きている意味が見出せなくて
自ら命を・・・とまでは思わずとも、まぁ今命がなくなっても何も惜しくないって
思ったから。

今日は菩提寺の住職さんが出張(!)とか、平日なので、皆が集まる一周忌は
また後日。
またその時に会いに行くね。
by haru-livre | 2012-06-11 15:17

楽しいこと探しの雑記帳


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