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どうしたもんじゃろのぅ・・・

元々独裁国家のような私の実家。特に父は暴君。
母はハイハイと従いつつも不平不満は父ではなく、私に八つ当たりが当たり前だった
私の子供時代。

それでも老いというものはやってくるもので、去年秋に父は大腸がんで入院&手術。
若い頃からお姫様体質の母は、父の容態よりも『お父さんが入院中、私はどうしたら
いいの?買い物は誰が行ってくれるの?私の通院とかー時々行くシンポジウムとかー、
(歩いても10分かからない)絵画教室にも誰が連れてってくれるの?』と
まず自分の生活の心配。あーのーねー・・・
これに関しては母の妹のTちゃんも『もう!お姉さん!いい加減しっかりしてちょうだい!』と
お怒りモードだった。
どうやら母のこういう体質は、母の子供時代からのものだったらしい。

まぁそんなこんな慌ただしい日々が過ぎ、父も退院。術後は3カ月に1回の検査を
2年間、という事になったけど、喉元過ぎればなんとやら、というヤツで
既に来月の検査は『行きたくない』と父。
『まぁお父さんが行きたくないっていうなら別に無理に行かなくても』と母。

もう嫌だ、もうこんな我儘勝手放題の人達。
勝手にすればいい、と思うものの、勝手にさせた挙句自分たちの思うようにいかないと
私にまた八つ当たりするのはわかってる。


夫の父は私の父より先に直腸がんに罹り、その後の経過もあまりいいとは言えず。
その事もあるので、せめて検査だけはきちんと行って欲しいというのが、夫の、私の
父に対する気持ちでもあるというのに。

・・・で、それでですよ。
義父の治療経過等々で知った知識もあるので父や母に諸々アドバイスしたり
行き渋る検査も『ちゃんと行かなくちゃ。それで何もなければまた3カ月
行かなくていいんだから。あなた(母)もそうなだめて、行くように勧めればいいのに』
となだめるも・・・

『あーあ、ほーんとうるさいうるさい。
お父さんは行きたくないって言ってるんだから
いいじゃん。うるさいねぇ、ほんとにあんたは。』

という言葉を最後に、一切連絡をとろうとしなくなった母。

もう、なんでこんな人達の事気にしなきゃならないんだろ。
いい人過ぎるのか、私。

(注・決して仲良し親子じゃないっすよ。むしろ反対。)

by haru-livre | 2017-01-08 11:50 | おはなし

楽しいこと探しの雑記帳


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